【飲食店を開業したい人の準備】資本性劣後ローン
新型コロナウィルスによる経済対策によって企業の資金調達方法が、従来と比べて、緩和されてきている。3月に始まった実質無利子・無担保融資を新型コロナ対策の金融支援第1弾とすれば、劣後ローンは第2弾。 2020/11/5の日経新聞によれば、北海道で政府系金融機関による劣後ローンがじわりと広がりを見せてきているとのことだ。 北海道で10件程度。青森で1社。走り出しの数としては、これからであるが、資金調達の方としてぜひ、覚えておいて損はない。
劣後ローンとは? 劣後ローンは、企業が破綻した場合などに銀行が債権回収できる順番が通常の融資と比べて劣後するローンのこと。ハイブリッドローンとも呼ばれる。通常の融資は企業の負債に計上されるが、劣後ローンは一部を資本とみなせる。企業にとっては資本が厚みを増して信用力が上がり、追加融資が受けやすくなる効果がある。
飲食店の店舗経営を始めたばかりの人のとっては、まだ、劣後ローンの融資を受けることは、困難かもしれない。しかし、覚えていて損はない調達方法のひとつである。複数店舗を持つようになり、貸借対照表の分母が大きくなってきたときに、借入金が負債として審査されるのではなく、資本として信用を受けることの意味合いは大きい。
新型コロナウイルス感染拡大により様々な影響が出てきている。これまで使用されなかった資金調達方法も活用し、この困難を乗りこえよう。
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