【2023年版飲食店開業マニュアル】個人で飲食店を開業する流れと大事なこと

これから飲食店を独立開業していくと考える方も多いかと思います。
特にコロナから少しずつ離れつつある2023年、以前に比べると物件も出てきた今、実際の開業するまでの流れを見ていきたいと思います。

まず第一に計画を立てましょう!

計画といっても大層なことではありません。
なんとなくの頭の中のイメージをスマホで書き出してみましょう。

お店の業態は?お店の場所は?大きさは?

それで自分の出したいお店の坪単価を調べてみましょう。
「○○駅 坪単価 飲食店」とかで調べてみるとだいたい出てきます。

基本的には1坪当たりで、2席ぐらいとれるような感じです。
かなりゆったりだと1坪=1席、ぎゅうぎゅうだと1坪=2.5席ぐらい。

仮に16席ぐらいほしいとなると、8坪ぐらいのホールの大きさとなりますね。

それに厨房がの大きさが加わります。
2~3坪あたりになりますと、10坪前後で16席取れる計算となります。

さて、先ほど調べた開業したい駅での坪単価がでてきます。
25,000だったとすると、

「10坪×坪単価25,000円=250,000円」

これが想定の家賃となります。

家賃が決まるとまずはそれで10倍してみてください。
そうすると、今度家賃に対しての理想の売上が出てきます。

この場合250万の売上が欲しいこととなります。

さて、今想像している場所で250万の売上が作れるでしょうか?

250万の売上となると、月25日稼働で考えると、1日で平均10万の売上が必要となってきます。

10万となると、1席あたり6,300円ぐらい売り上げを取ってもらわないと困るわけです。

そこで今度は業態によりますが、お客さんの単価が肝になってきます。
そこで仮に3,000円に設定するとなると、1つ席に2回座ってもらわないといけません。

これが2回転するといいます。
16席で2回転なので、1日32人のお客さんを呼べるかどうか。

まずは今、ここまで考えてみましょう。
頭の中と、スマホのメモ機能と、坪単価を調べることができればできるはずです。

ここから今度は融資だったり、物件の取得交渉だったり、いろんな方が関わってきます。
そこで重要になってくるのが「事業計画書」というもの。

さっきの数字を具体的に、根拠を添えながら、わかりやすくしたもの。
この事業計画を作らない限り、この先は進めなくなります。

★融資のことや事業計画の作成の基礎知識はこちら

原価がどのくらいで、今の上がっているといわれている水道光熱費がいくらで。
こういった数字の積み重ねを考えていくことが重要になります。

飲食店を始めるためにはいくらかかるのか?

事業計画書がある程度固まったら、物件を探し始めます。

ただその前に1つだけ確認しなければいけないことがあります。

「開業の資金はありますか?」

これも飲食店の業態・規模によってかかる金額が変わりますが、開業資金として平均880万ぐらい必要となります。
もちろん融資(借入)を起こすことも可能ですが、自分で準備しているお金が0円だと計画性がないとみなされてどこも貸してくれません。

そうすると、計画的にお金をためていかなければいけません。

★融資のことや事業計画の作成の基礎知識はこちら

またここでお金の話が絡んできますが、スケルトン(1から飲食店を作る)か居ぬき(自分が借りる前の方も飲食店をやっていた)かで大きく工事費用等が変わってきます。

スケルトンだと、1坪あたり40万~50万ほど。
ここに厨房機器が別途かかります。

居ぬきだと状態によって様々ですが、改装をするとなると、1坪当たり20万~30万ほど。

物件取得費としても、家賃の10カ月分ぐらいは支払ったりします。

まとめると、10坪の居ぬきのお店だったとすると
200万ぐらいの改装費、厨房機器が50万ぐらい、物件取得費で250万。
さらに居ぬきだと造作譲渡代もかかったりしますがざっくり100万だとすると、
最初にかかる費用は600万ぐらいは考えておいた方がいいかと思います。

※ちなみに改装の材料も含めて金額が膨らんでいるので、多めに見積もっておいた方がいいです。
また忘れやすいのが、工事中の家賃も考えておかないといけませんね。

必要な資格はなに?

さて物件を探しながら並行して、開業に必要な資格を取っておきましょう!

「食品衛生責任者」
必ず必要なものですが、講習を受ければ1日で取得できます。

「防火管理者」
30人以上入るお店だと必要になります。
だいたい1日で取得できますが、規模によっては2日かかることもあります。

ちなみに調理師免許は必要ではありません!

物件探しの期間は思ったより長い!?

一番時間が読めないのが、この物件を探している期間です。
すぐに見つかって、取得できるときもあれば、なかなか見つからなくて2年も過ぎていたということもあったりします。

ですので、事業計画までは先に済ませて早い段階で物件を探すということに注力しておくことが重要です。

借入(融資)をおこして資金調達をする!

物件を抑えることができたら、資金の工面をおこないます。
自分の資金でできればいいですが、なかなか難しい。
そういった場合は、日本政策金融公庫という政府の金融機関に融資をお願いします。
ここで事業計画や、融資の申し込みに手間取っていると、せっかく見つけた物件を手放さないといけないようになります。

スムーズに借入ができるように事前に公庫や専門家と連携をとっておくことが望ましいですね。

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飲食店を始めるための届け出関係は?

無事融資もおりて、物件も取得でき、内装工事業者さんとの打ち合わせをしながら、工事が始まりました。

その段階でやることは、各種届出関係の準備です。
営業許可書はもちろん、開業届出書の準備とかもありますね。

それと、最初にかかったお金の整理とかもしておかないといけませんし、これからの経理も構築していかないといけません。

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開業するまでにやるべき一番大事なこと

また開業前の段階で一番大事なことがあります。
それは「集客をどうするか」を考えておかないといけません。

例えば、工事がなされている最中は、注目度が高い状態です。
そのまま見過ごすことほどもったいないことはありません。
目の前を通る方に挨拶をしながら告知をすることが重要になります。

そうして晴れて飲食店を開業することとなります。
ただOPENした段階が、スタート時点であるということです。

資金繰りのことも、人事のことも、税金のことも、集客のことも。
経営をしていく中でいろんなことがあったりします。

とくに飲食業というのは、あらゆる業種の中で特にむずかしいとされています。
3年で70%が廃業するといわれていたりします。

そんな中で、少しでも、そして早いうちから情報をキャッチしておくことが必要になりますので、もしご興味があれば私どものメルマガから第一歩を進めてみませんか?

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