【飲食店】平均より暑い夏×マスクの2020年8月の損益は?

今年の夏は平均よりも暑く、本来だとビールがおいしかったであろう年ですが、
コロナの影響でマスクを着用しなければいけなくなりました。
2020年8月の飲食店の営業成績はどうなのでしょうか?

今営業されている方ももちろん、これから飲食店を開業される方も参考にしてください。

下記は2020年8月と前年同月の数値です。
※数十店舗を集計して平均を算出しました。

まだ依然としてなかなか戻りきっていない状態です。
ニッパチ(2月と8月)は飲食店にとって鬼門ではありますが、
前年よりもやはりうまく行っていないですね。

※6月の比較はこちら
※7月の比較はこちら

まずは売上と原価の詳細を見ていきましょう。

売上は前年対比で22%減少です。
6月は前年比25%減少
7月は前年比14%減少
この流れから行くと少しずつ戻ってくるか期待はありましたが
蓋を開けてみるとまた下がってしまいました。

原価に関しては2ポイント上昇し、売上比率で35%となっています。
これも食材ロスや中食化で負担が少し多いようになっています。

人件費と広告費はどうでしょうか?

人件費は前年比だと4ポイント減少で、売上比率は27%です。
これは徐々に戻ってきていることに期待していたが、売上が戻りきらず
人件費がそのまま出ている状態を示しているのではないでしょうか。

広告費は割合も金額もだいぶ落ちています。
前年比5ポイント現状で、割合としては1%ぐらいですね。

東京都では9月15日を境に時短営業が解禁されましたので、そこからは
客単価が安いお店は徐々に賑わいを取り戻してきていると聞いています。
すこし光が見えてきましたが、まだまだ難しい状態ではありますので
「融資(借入)」「家賃支援給付金」「持続化給付金」他にも各種補助金をうまく活用して、この困難を乗り越えていきたいです。

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