【飲食店】感染者がまた増えてきた2020年7月の損益とは?

コロナの感染者が増えてきた7月。飲食店の損益はどんな感じなのでしょうか?
消費者の動向が自粛モードにまた切り替わってきたのかもしれません。
いろんなお話を聞いていると、7月の前半はかなり戻ってきた感じでしたが、
中旬辺りからはまた下降気味です。

今営業されている方ももちろん、これから飲食店を開業される方も参考にしてください。

下記は2020年7月と前年同月の数値です。
※数十店舗を集計して平均を算出しました。

6月に比べると、売上はだいぶ戻ってきて、ようやく稼働してきて人件費や家賃の減額も通常通りになり、経費がましてきた感じでしょうか。利益がなかなか出せない状況ではあります。

※6月の比較はこちら

売上と原価を見ていきましょう。

売上は前年対比で16%減少です。
6月は前年比25%減少でしたので、少し回復傾向ですね。

原価に関しては2ポイント上昇し、売上比率で36%となっています。
引き続きテイクアウトやデリバリー、そしてランチ営業の影響で上がっている様子です。

人件費と広告費はどうでしょうか?

人件費は6月に比べるとかなり上がってきています。
前年比だと2ポイント上昇で、売上比率は27%です。
ほぼ昨年と変わらない水準まで戻ってきています。

広告費は金額にして1万円ほど減っていますが、割合としてはそこまで変わらない状況ですね。

こういった中では、売上が思うように取れずに、経費がかさむ状態ですので、
非常に経営としては難しい状態です。
「融資(借入)」「家賃支援給付金」「持続化給付金」他にも各種補助金をうまく活用して、この困難を乗り越えていきたいですね。

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