【飲食店】少し売上は戻ってきた?まだまだ足りない?2020年6月の数字

実際に少し戻ってきたのか?
直近の飲食店の実態をお伝えします。
下記は2020年6月と前年同月の数値です。
※数十店舗を集計して平均を算出しました。

全体的にはやっと少しお店にお客さんが戻ってきたという印象ですが、それでも以前まではまだ全然戻りきっていなくて、お店の利益自体は微々たるものです。

売上の詳細をみていきましょう。
実際は昨年対比で売上が25%減です。
この25%減というのは、かなり恐ろしいもので、本来200万の売上があったとすると
この状況下では150万しか売上がとれない状態で、個人店からすると続けていくことが一気に困難になります。

この状況でできることはもちろん売上をどう戻していくかですが、それ以上に経費の見直しをすることが重要になります。
原価コストの見直しや人件費カット、大家さんにお願いして家賃の減額をしてもらう…など
できることは1つ1つ見直すことが重要ですね。

コスト面を見ていきましょう。

原価率はほぼ変わっていません。
が、ここには並ならぬ努力が含まれています。
原価自体はオーナーさんがすごく絞っているのですが、テイクアウトやデリバリー、またはランチなどを行うことで原価率が上がっていて、実際はやっと努力をして昨年と変わりないぐらいに持っていったという印象でしょうか。

人件費はやはり結構削っています。
およそ昨年の60%になっています。

さらに広告費に関しても、今掲載しても採算が合わないということで、
一時的にストップをかけるところもあり、半分ぐらいになっています。

色々削るところを削って、今はなんとか耐え忍ぶお店が多いという結果です。
これから事業を継続できるように1つ1つの経費を見直ししてみてください。

また、「持続化給付金」や「家賃支援給付金」「無利息融資」を活用して、
この厳しい時期を乗り越えていきましょう!

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