【会話形式で分かる飲食店開業】資金調達編|序章

当事務所に来た谷木さん(男性:35歳)

今回の相談は飲食店を開業したいので資金調達を手伝ってほしいという依頼でした。

 

谷木さんの紹介

男性:35歳

飲食店経験:15年

業態:イタリアン

不動産契約:未契約(出店希望店舗は確定)

 

以上の状況でのご相談からスタート。

私「はじめまして、お電話にて伺いましたが資金調達のご相談ということで」

谷木さん「はい。開業に向けて資金が不足しているのでお金を借りたいと思いまして。」

私「そうですか、なかなか自己資金のみで開業できる方は少ないので。谷木さんの様に金融機関から資金を調達する方が多いですね。実際どのくらいの借入をお考えですか」

谷木さん「それが大体なんですが、600万円あれば大丈夫かなと」

私「大体600万円ですか、大体というのは少し不安なので、事業計画等を作成していれば拝見させて頂きたいのですが」

谷木さん「実はしっかりしたものは作成していなくて・・・」

 

谷木さんの作成された事業計画書を拝見すると、開業後の計画に関してはしっかりされていましたが、開業にあたり、どのくらい必要かについてはまだ未完成な部分のある計画でした。

私「開業後の計画はしっかり立てていらっしゃるのですね。それではこれから開業前の計画を一緒に立てていきましょうか。」

谷木さん「お願いします!」

次回は谷木さんと開業に向けての計画書作成に入ります。